2PMジュノの主演最新作として、配信前から話題を呼んでいたNetflixドラマ『テプン商事』。
1997年のIMF危機という激動の時代を舞台に、どん底から奮闘する若き社長をジュノが熱演しています。
「相変わらずかっこいい!」というファン必見のシーンはもちろん、SNSで賛否が分かれたヒロインの魅力や、思わず「もどかしい!」と叫びたくなる展開まで……。
今回は、実際に視聴して感じた本作のリアルな見どころと正直な感想をたっぷりとご紹介します!
「テプン商事」とは?あらすじ
主人公のカン・テプン(イ・ジュノ)は、何不自由なく暮らす自由奔放な青年(当時の流行語で「オレンジ族」)。
しかし、IMF危機の直撃を受け、会社を経営していた父が急逝したことで人生が一変します。
残されたのは、借金まみれで従業員もいない「テプン商事」。
商売の「し」の字も知らない新米社長となったテプンは、家計を支えるために必死に働く経理担当のオ・ミソン(キム・ミンハ)らと共に、会社の再建に乗り出します。
冷酷な現実と戦いながら、テプンは単なる「お坊ちゃん」から、人を守り、時代を切り拓く本物の「経営者」へと成長していく――。
作品情報
- タイトル:テプン商事(原題:태풍상사 / 英題:Typhoon Family)
- ジャンル:ヒューマン、社会ドラマ、成長ストーリー
- 放送期間:2025年10月11日〜2025年11月30日
- チャンネル:tvN(土日ドラマ)
- 配信:Netflix(日本独占配信・同日配信)
- 全16話
- 監督:イ・ナジョン、キム・ドンフィ
- 脚本:チャン・ヒョン(またはチャン・ヒョンスク表記あり)
- 主な出演者:ジュノ(カン・テプン役) / キム・ミンハ(オ・ミソン役)
- 原作:なし(オリジナル脚本)
結論(観るのを迷っている方へ)
ジュノの魅力を堪能するドラマとしては間違いない!
ジュノの魅力、90年代のノスタルジックな映像美、そして俳優たちの熱演を堪能するドラマとしては間違いない作品です。
ただ「スカッとする逆転劇」を期待しすぎて少し肩透かしを喰らいました…私はね。
■ イ・ジュノのビジュアルと「歌唱シーン」が最高すぎる!
やはり主演のイ・ジュノの存在感は圧倒的!
これまでも数々の名作でファンを虜にしてきた彼ですが、今作『テプン商事』ではまた新しい一面を見せてくれました。
物語序盤、何不自由なく暮らす「オレンジ族(当時のリッチな若者)」時代のテプンは、少し派手で自由奔放なスタイル。
そこから一転、倒産寸前の会社を背負い、慣れないスーツに身を包んで泥臭く奔走する姿への「ギャップ」がたまりません。

少しレトロな髪型やファッションも、ジュノが演じると現代的に洗練されて見えるから不思議〜
特に印象的だったのは、第8話、出張先のタイで、取引先や周囲を惹きつけるためにクラブのステージで『Can’t Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)』を歌うシーンです。
アーティストとしての顔も持つ彼だからこその表現力に、ファンならずとも引き込まれること間違いなし。
ビジネスマンのテプンが、一瞬でスターのようなオーラを放つ姿に心拍数が上がります。
英語の歌詞を完璧に歌いこなし、マイクを持つ手つきや視線の配り方がとにかくセクシーで、それを見ているミソンの表情もなんとも言えない…印象的なシーンです!

インスタでめちゃくちゃ流れてきた〜!
■ ヒロイン・キム・ミンハの“自然体”の魅力
SNSでは「可愛くない」「相手役としてどうなの?」という声も見かけましたが、実際に観てみると、私はこのドラマには彼女がぴったりだったと思います。
はじめましての女優さんでしたが、可愛すぎないところ(失礼!)、作り込みすぎない自然体の演技が作品全体にリアリティを与えます。
ドラマの中では地味な役柄ですが、彼女自身のインスタはアンニュイでとてもおしゃれ!
そばかすがチャーミングで、不思議な魅力がありますよね。
■ ポケベルに90年代ファッション…「1997年」のエモすぎる世界観
当時の服装や音楽はもちろん、「ポケベル」といった小道具の使い方もこだわりが見えました。
あの時代の空気感がリアルに再現されており、当時を知る世代には懐かしく、知らない世代にはレトロで新鮮な魅力として映ると思います。
個人的にテンションが上がったのは、釜山のホンシン商会社長を演じた キム・ヘウン のファッション。
- 派手な色使いと巨大な肩パッド: 90年代のバブルの余韻を感じさせる攻めたシルエット。
- 大ぶりのアクセサリーと濃いめのリップ: まさに「強い女」を体現したスタイルは、今見ると逆に新鮮で最高にクール。
彼女が登場するたびに、画面がパッと華やかになり、当時のエネルギッシュな(そして少し混沌とした)パワーを感じさせてくれました。
■ どん底からの脱却!母のサバイバル
また、テプンの母親役を演じた キム・ジヨン も印象的でした。
最初は何もできない“カンナムマダム”だった彼女が、少しずつ現実と向き合い、たくましく生き抜いていく姿が、さりげなく心に残りました。
ミソンの弟との絡みシーンも好きでした!
■あえて言いたい「惜しいポイント」
ここまで本作の魅力を語ってきましたが、あえて正直な「残念ポイント」にも触れておきたいと思います。
このドラマ、とにかく主人公テプンに過酷な試練が次から次へと降りかかります。
テプンが必死に知恵を絞り、汗を流して頑張っても、時代の波や理不尽な大人たちの妨害に遭い、なかなか努力が報われません。
- 「ここで一発逆転!」と期待しても、また別の壁にぶつかる……。
- 最近の韓ドラに多い「復讐劇」や「完璧なサクセスストーリー」のようなスカッとする爽快感を期待しすぎると、正直もどかしさを感じるかもしれません。
しかし、その「スカッとできなさ」こそが、IMF危機という逃げ場のない時代をリアルに描いている証拠でもあるのかなと思いました。
報われない日々の中でも、テプンは決して腐らない。
傷つきながらも一歩ずつ進む彼の姿、そして彼を支えるミソンや家族たちの絆。
そんな「泥臭いまでのひたむきさ」が、最終的には視聴者の心に深い余韻を残すのです。
まとめ 『テプン商事』はこんな人におすすめ!
最後に、私の独断と偏見で本作をおすすめしたい人をまとめます。
- イ・ジュノのファン: 歌唱シーンとビジュアルのギャップを観るだけで元が取れます!
- 90年代の空気感が好きな人: レトロなファッションやアイテムの再現度にワクワクします。
「努力がすぐに報われるわけではない現実」
「それでも踏ん張るしかない人生の時間」
そんなテーマに心を寄せられる人には、じんわりと残る作品だと思います。
報われない展開にヤキモキすることもありますが、激動の時代を生き抜いた若者たちの物語、ぜひNetflixでチェックしてみてくださいね!
