私だけかもしれませんが、タイトルを見ると「キム秘書はいったいなぜ?」のようなラブコメを期待しますよね?
私自身、秘書の経験があったため、とても親近感を持って見始めました。
でも、まさか秘書が女性ではなく、家事・育児・仕事すべてを完璧にこなす男性、しかもシングルファーザーという男女逆転のキャスティングだとは…
日本ではあまり馴染みのないヘッドハンティング業界の面白さ、働く大人のリアルな苦悩と、そこから生まれる共感と成長の物語を、早速深掘りしましょう。
「わたしの完璧な秘書」とは?あらすじ(ネタバレなし)

カン・ジユン(ハン・ジミン)は、設立わずか5年で業界第2位に成長させたヘッドハンティング会社「ピープルズ」の敏腕CEO。
仕事の能力は最高ですが、私生活はまるで無頓着で、秘書が次々と辞めていくほど気難しい性格です。
そんなジユンが、ある重要なヘッドハント案件で、競合他社のユ・ウノ(イ・ジュニョク)に邪魔をされ失敗してしまいます。
ところが後日、会社を辞めたウノが、ひょんなことからジユンの新しい秘書として働くことに。
ウノは、シングルファーザーとして6歳の娘を育てながら、家事・育児・仕事全てを完璧にこなしていきます。
最初は因縁の相手であるウノを認めようとしないジユンでしたが、AI並みの有能さでジユンの生活を整えていくウノに、次第に心を許していきます。
仕事以外は何もできない冷徹なCEOと、公私ともに完璧すぎる秘書の、最悪の出会いから始まる大人のオフィスロマンスと、働く人々の成長を描いたヒューマンドラマです。
作品情報
- タイトル:わたしの完璧な秘書(原題:나의 완벽한 비서 )
- ジャンル:オフィス、ロマンス、ヒューマン
- 放送期間:2025年1月3日〜2025年2月14日
- チャンネル:SBS(金土ドラマ)
- 配信:Lemino(日本初独占配信・全話見放題)、U-NEXT(2025年10月より全話見放題配信中)
- 全12話(日本版は全24話で配信される場合あり)
- 監督:ハム・ジュンホ(『ボクスが帰ってきた』など)、キム・ジェホン(エスクァイアなど)
- 脚本:ジウン
- 主な出演者:ハン・ジミン(カン・ジユン役) / イ・ジュニョク(ユ・ウノ役)
- 原作:なし(オリジナル脚本)
結論(観るのを迷っている方へ)
「癒やされたい大人」全員に捧ぐオススメ作品!
迷っている人は、迷わず視聴リストの最上位に追加してください。
忙しい毎日を送る私たちを癒やしてくれる最高のドラマでした!
きっとイ・ジュニョクの新しい魅力に沼ること間違いなし!
■ イ・ジュニョクの魅力が爆発!「家にほしい」理想の秘書
このドラマを観て「沼にハマった」という人が続出した最大の理由。
それは間違いなく、ユ・ウノ秘書を演じたイ・ジュニョクの、とろけるような魅力でしょう!
私はこの作品で始めて見ましたが、調べると、これまではどこか影があったり、シリアスな役柄が多かったようです。
本作では「非の打ち所がない、完璧すぎるシングルファーザー」の役柄と彼の見た目が見事にマッチして1話を観てあっという間に心を奪われました!
とても若く見えたので思わず年齢を検索(笑)。
撮影当時は40歳くらいと知って、え?意外と年齢いってる!(ひどいっ…)とびっくりしました。
いずれにしても「わたしの完璧な秘書」の成功は、イ・ジュニョクの貢献度が非常に高いと言わざるを得ませんっ!
- 仕事で疲れて帰ってきたジユンのために、ささっと温かい料理を用意してくれる家庭的な一面。
- 散らかり放題で何がどこにあるか分からないCEO室を、魔法のように整頓してしまう有能さ。
- そして、どんな時も優しく、ジユンを包み込むような包容力のある眼差し。

その姿は、「家にほしい、理想の人」そのもの!
彼がそばにいるだけで、心が穏やかになり、全ての問題が解決しそうな安心感!
秘書の経験がある人なら特に、ウノ秘書が直面する状況に「他人事ではない」と感じたはずです。
気難しいCEOの気分や、突発的なクライアントの都合による指示が二転三転すること、そしてスケジュールの急な変更への対応は、「ほんとに大変すぎる!」と共感します。
しかし、ウノは慌てることなく、すべてを完璧に調整し、CEOを最高の状態に保ちます。
彼のプロフェッショナリズムと、密かに秘書業務について勉強している地道な努力が描かれているのも、私にとっては好感度アップのポイントでした。
子役のキ・ソユ(ユ・ビョル役)とのケミもかわいかったなー。
ウノが恋に落ちていく姿、その行動の変化を冷静に観察してるのがおもしろかった!
イ・ジュニョクの別の作品も見てみたいと思い、早速「秘密の森」そしてそのスピンオフ作品「良いが悪い、ドンジェ」をマイリストに追加です!
■ 冷徹CEO役がハマる!ハン・ジミンの新境地
このドラマが面白かったのは、ユ・ウノ秘書の完璧さだけでなく、主演のハン・ジミンがこれまでのイメージを覆す役柄に挑戦し、新しい魅力を開花させた点にもあります。
ハン・ジミンといえば、ドラマ『屋根部屋のプリンス』や『ある春の夜に』、『まぶしくて』、『ヒップタッチの女王』などで見せた、愛らしくて親しみやすいイメージが強いですよね。
実は私、正直に言うと、『ある春の夜に』、『まぶしくて』」を1話観て「どうも合わない」と思い、途中でリタイヤした経験がありました…。
だからこそ、今回演じたカン・ジユンCEO役に驚きです!

カリスマCEO役がこんなにお似合いだったなんて!
冷徹で孤独、仕事以外は何もできない敏腕キャリアウーマンという、新しい姿がめちゃくちゃお似合いでした。
- 部下にも容赦なく、私生活はボロボロな人間味あふれる欠点。
- ウノの「ケア」を通して、徐々に心を開いていく繊細な表情の変化。
これまでのキュートな役柄よりも、今回のカリスマCEO役の方が断然ハマっていて、彼女の新しい魅力を堪能できる作品だと思います。
■ ヘッドハンティング業界設定が面白い!
舞台となっているヘッドハンティング業界という設定も、このドラマをより面白くしてくれました!
- 日本ではあまり馴染みがなく、私たちが普段は知らないプロのスカウトの世界を覗き見ることができて、とても新鮮でした。
- 人材を探し出すプロたちがどんな哲学を持って仕事をしているのか、その駆け引きや裏側が描かれているから、お仕事ドラマとしても見応えがありました。
仕事に懸ける情熱や、人を見抜く厳しさと優しさが、この新鮮な業界設定を通して伝わってくるからこそ、ウノとジユンの関係性や、ジユンの成長がより深く心に響くんだな、と感じました。
ヘッドハンティング会社「ピープルズ」の社員の成長エピソードも実際にありそうな内容で、気づけば同僚のような気持ちで応援していました。
■ 憎めないライバルと、大人の三角?四角関係
ライバル(?)として登場するキャラクターたちも、物語に絶妙な緊張感と人間味を与えてくれます。
ヘッドハンティング会社「ピープルズ」のCTO理事で自由奔放な御曹司、ウ・ジョンフン役のキム・ドフン。
ベストセラー絵本作家を夢見ていて、ユ・ウノとは子どもが同じ幼稚園に通っているママ友、チョン・スヒョン役キム・ユネ。
ユ・ウノの仕事が終わるまで、ウノの娘であるビョルを家で預かっている優しいご近所さん。
二人とも「邪魔者」として存在するのではなく、キャリアと人生を真剣に考えている”働く大人”の代表として描かれています。
応援したくなるライバル役という感じ。
まとめ 「わたしだけの完璧な秘書」はこんな人におすすめ!
ユ・ウノ秘書が提供する完璧な「ケア」は、きっとあなたの心にも深く響きます!
このドラマをまだ見ていないなんてもったいないので、心の栄養剤を探している人はすぐに観ましょう!
- 働く大人のリアルな「お仕事ドラマ」を見たい人
- 日常の疲れを本気で癒やされたい
- イ・ジュニョクの沼に飛び込みたい人!
- ハン・ジミンの新境地と「大人のケミ」を楽しみたい方!
さあ、今すぐLeminoやU-NEXTを開いて、最高の「わたしの完璧な秘書」に出会ってください!
